リビングの一角に、一段高い畳のスペース「小上がり和室」をつくるかどうか。使い道が広そうな反面、「つくったけれど使わなかった」という話も聞きます。私たち夫婦は、まだ決めていません。
この記事は、アットホームとクレックスの解説ページを調べて、メリット・デメリット、段差の高さ、広さの目安を整理した記録です。使った感想ではなく、ページに書かれていた内容をまとめています。
メリットとして挙げられていたこと
アットホームのページ(小上がり和室のメリット・デメリット)には、次のことが書かれていました。
- 在宅ワーク、読書、趣味、子どもの遊び場、来客時の簡易ゲストルーム、布団を敷いての寝室代わりなど、用途が広い。
- 段差に座ったり寝転んだりでき、段差の部分をソファ代わりに使える。
- 畳の下に引き出しや収納を設けられ、季節家電や来客用の布団などを片づけられる。収納家具を追加せずに済む。
デメリットとして挙げられていたこと
同じページには、デメリットとして、次のことが書かれていました。
- 段差によるケガのリスクがある。幼児の転倒やつまずきに注意が必要で、段の高さが中途半端でも危険。
- お掃除ロボットは段差を超えられないため、小上がりの部分は手作業で掃除する必要がある。
- 足腰が弱くなったときや介護のときに、昇り降りが負担になり、車いすや歩行器にも対応しにくい。
- 部屋が狭く見えたり、空間が分断されて開放感が損なわれたりすることがある。
段差の高さと広さの目安
アットホームのページには、数字として、次のことが書かれていました。
| 項目 | 書かれていた目安 |
|---|---|
| 段差の高さ | 昇り降りしやすい30〜40cm程度を基準にする。家族の身長や利用目的に合わせて微調整し、必要に応じて手すりや踏み板を設ける。天井までの高さは、2m以上を確保する。 |
| 広さ | 一般的には3〜4.5畳。大人2人が並んで横になれる程度の広さがあると、休憩や作業スペースとして使いやすい。 |
段差の高さは、圧迫感、床下収納の容量、仕切りの効果とのバランスで決める、とも書かれていました。高いほど収納は増えますが、圧迫感やケガのリスクとの兼ね合いになります。
和室そのものの、手間と費用
クレックスのページ(注文住宅に和室は必要か)には、和室全般について、次のように書かれていました。
- 畳の裏返しは3〜5年、表替えは5〜10年、新調は10〜20年が目安。障子の張り替えは3〜5年、襖は5〜10年が目安。
- 同じ面積の洋室より、建築費用が高くなる傾向がある。本格的な和室は、洋室より坪単価で5万〜10万円以上高くなることもある。
- 他の居住スペース(リビングなど)の面積が狭くなる。
メリットとしては、畳は適度なクッション性があり、子どもが転んでもケガをしにくい、洗濯物をたたむ家事スペースとして使える、6畳の和室で約500mlのペットボトル1本分の吸湿能力がある(畳の調湿機能)、といった点が挙げられていました。小上がりは、本格的な和室とは違いますが、畳のお手入れの目安は共通すると考えられます。
後悔しないために、書かれていたこと
アットホームのページには、注意点として、次のことが書かれていました。
- 仕事、勉強、くつろぎなど、用途を明確にしてから設計する。
- 広さは、リビングとのバランスや動線に配慮する。
- 間仕切りは、プライバシーとリビングとのつながりのどちらを優先するかで判断する。将来の用途変更に備え、ロールスクリーンやカーテンで、後から仕切れる設計にしておくと安心。
クレックスのページにも、和室をつくる目的を明確にし、優先順位と使用頻度を考える、子どもの成長、親との同居、老後、働き方の変化など、将来のライフスタイルを考慮する、という判断基準が書かれていました。
決める前に整理したいこと
- 小上がりの主な使い道は何か(子どもの遊び場、来客用、収納、在宅ワークなど)。使い道が決まらないままつくると、使わなくなる可能性がある。
- 段差の高さを、収納量と、安全面(幼い子ども、将来の自分たち)の両方から決める。
- 畳の手入れや、お掃除ロボットが使えない部分の掃除を、どう分担するか。
- リビングの広さと、小上がりの広さ(3〜4.5畳)のバランス。
リビングまわりの間取りについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。


参考にしたページ
※2026年10月に確認した内容です。費用や目安は、会社や間取りによって異なるため、設計担当者に最新の情報をご確認ください。



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