中古住宅の水回りは購入前に何を確かめる?設備の交換時期・インスペクションの範囲・費用を調べて整理

リフォーム編

中古住宅を買って、水回りを自分たちで直す。そんな選択肢も、家づくりの一つとして調べています。中古住宅は、キッチン、お風呂、トイレなどの水回りが、築年数なりに傷んでいる可能性があります。購入する前に、何を確かめておけばいいのか。私たち夫婦は、まだ具体的に決めていませんが、先に調べて整理しました。

この記事は、リフォーム会社のクレックスと、アットホームのページを調べて、設備の交換時期、劣化のサイン、インスペクション(建物の調査)の範囲と費用を整理した記録です。使った感想ではなく、ページに書かれていた内容をまとめています。

築年数と、設備の交換時期

クレックスのページ(中古住宅のリフォーム)には、築年数ごとの交換時期の目安が、次のように書かれていました。

築年数書かれていた内容
築10〜20年給湯器、ガスコンロ、食洗機、換気扇など、寿命を迎えた設備を部分的に交換する。
築20〜30年キッチン、浴室、トイレ、洗面化粧台をシステムごと交換する時期に入る。

ページには、設備ごとの具体的な交換年数は書かれていませんでした。使い方や設備のグレードによって、傷み方も変わると考えられます。

劣化のサイン

同じページには、中古住宅の劣化のサインが、次のように書かれていました。

  • 鉄管の錆による詰まりや漏水(古い給排水管)。
  • 天井や壁のシミ、カビ(雨漏りの可能性)。
  • 床がフワフワする、建具の建付けが悪い(シロアリ被害の可能性)。
  • 床の傾き、基礎のひび割れ。

水回りに関係するのは、給排水管の傷みです。古い給排水管は、床下や壁の中にあるため、見ただけでは分かりにくい部分です。

購入前に、確認すること

クレックスのページには、リフォームを前提に中古住宅を買うときの確認点として、次のことが書かれていました。

  • 給排水管の劣化。
  • 屋根裏や小屋裏を含めた雨漏りの有無、床下の土台や柱のシロアリ被害。
  • 1981年6月以前の建築確認(旧耐震基準)の場合は、耐震補強が必要になるケースが多い。
  • 2006年9月1日より前に着工された建物は、アスベスト含有建材の可能性があり、事前調査が必要。
  • 購入前に、リフォーム会社などの専門家と内見する。
  • 予備費として、リフォーム工事費用の10〜20%程度を確保する。

インスペクションで、どこまで分かるのか

アットホームのページ(インスペクションの意味は?何を検査するのか)には、インスペクション(建物状況調査・ホームインスペクション)について、次のように書かれていました。

  • 検査は、目視・動作確認・計測を中心とした非破壊の検査で、60項目以上にわたる。
  • 主な対象は、構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防止する部分、給排水管路(水漏れや排水不良の確認)、シロアリ検査。
  • 費用の相場は5〜7万円程度。目視で判断できない調査が必要な場合(屋根裏や床下への侵入など)は、10万円前後を想定しておく。買主が依頼する場合、費用は買主の負担。
  • 買主が実施する場合は、売主の許可が必要。買付証明書を出すときに、実施を希望する旨を申し出るのが一般的。
  • 結果を確認してから、修繕を依頼する、購入を確定する、またはキャンセルするかを決められる。

注意点も書かれていました。建物状況調査は、瑕疵(欠陥)の有無を判定するものではなく、問題がなくても、瑕疵がないという保証にはならない、とのことです。

また、2018年4月の宅建業法の改正で、不動産会社は、中古住宅の売買を仲介するとき、売主と買主の双方に、インスペクションについて説明する義務があります。義務なのは「説明」で、「実施」が義務というわけではありません。

費用の目安

クレックスのページには、リフォーム費用の目安として、次の数字が載っていました。

  • 水回り設備:1か所あたり20万〜150万円。
  • 築年数別の全体の目安:築10〜20年は100万〜500万円、築20〜30年は300万〜1,000万円、築30〜40年は500万〜1,500万円、築40年以上は800万〜2,000万円以上。
  • 諸費用:物件価格の6〜9%程度。

この金額は、リフォーム会社が示した目安です。実際の費用は、設備のグレード、工事の範囲、地域によって変わります。見積もりを取って確認する必要があります。

調べても分からなかったこと

給排水管が、インスペクションの標準の検査に、どこまで含まれるのかは、ページによって書き方が違い、詳しい範囲は確認できませんでした。実際に依頼するときには、「給排水管を、どの範囲まで見てもらえるか」を、依頼先に直接確認する必要があります。

決める前に整理したいこと

  1. 気になる物件の築年数と、水回り設備の更新時期(築年数と、前回のリフォームの有無)。
  2. 給排水管を、インスペクションでどこまで見てもらえるか。
  3. 水回りの交換費用を、物件価格とは別に、いくら見込むか。予備費も含めて考える。
  4. 水回りをまとめて交換するのか、傷んだ設備だけ交換するのか。

水回りのリフォームについては、こちらの記事で整理しています。

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参考にしたページ

※2026年10月に確認した内容です。費用や制度は、時期や地域によって異なるため、最新の情報は専門家にご確認ください。

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