キッチンの水栓を「タッチレス」にするかどうか。これも、私たち夫婦がまだ決めていない項目です。手をかざすだけで水が出る便利さは想像できますが、電気で動くものなので、停電したらどうなるのかが気になっていました。
この記事は、LIXILとTOTOの公式ページを読んで、仕組み・電源・停電時の扱いを整理した記録です。使った感想ではなく、公式ページに書かれていた内容をまとめています。
タッチレスの操作には、種類がある
LIXILのタッチレス水栓「ナビッシュ」のページ(タッチレス水栓 ナビッシュ)では、センサーが次のように分かれていました。
| センサー | 動き方 |
|---|---|
| 自動センサー(ハンズフリー) | 吐水口の下に手やモノを入れると吐水し、離すと止水する。 |
| 先端タッチレスセンサー | 吐水口の先端のセンサーに手をかざして、吐水・止水する。 |
| 湯水センサー | 湯水を吐水する。温度と流量は、ハンドルの位置で調節する。 |
| 浄水センサー | 浄水専用の吐水・止水を行う(H6・A6・B6のみ)。 |
| エコセンサー | ハンドルの位置にかかわらず、水だけを吐水する(H7・A7のみ)。 |
「タッチレス」と言っても、手を水栓の下に入れるタイプと、先端に手をかざすタイプがあり、機種によって付いているセンサーも違います。ショールームで見る前に、どの型番にどのセンサーが付くのかを確認する必要がありそうです。
センサーが苦手なもの
同じページには、自動センサーの注意点も書かれていました。
- 対象物の色の濃さや形によっては、検知しにくいことがある。
- 鏡面や水面に反応することがある。
- 誤検知を抑えるため、検知範囲は、吐水しているときは広く、止まっているときは狭くしている。
色の濃い食器や、反射する鍋などを洗うことが多い場合は、この点が気になるかもしれません。
メーカーが挙げている「良い点」
ページには、先端タッチレスセンサーやエコセンサーは、濡れた手で水栓に触れずに済むため、水栓まわりが汚れにくいと書かれていました。また、水栓の下部を一拭きで掃除できる「お掃除楽々台座」も、一部の機種にあります。これはメーカー自身の説明なので、実際の使い勝手は別に確かめる必要があります。
電源と電池
ナビッシュのページには、乾電池式(B6・B5のみ)についての記載がありました。
- 電源工事が不要で、電源のないキッチンにも設置できる。
- アルカリ乾電池の単1形を2本使う。
- 電池の寿命は約1年(使い方や設置環境で前後する)。
- 電池の交換をお知らせする機能があり、電池ボックスはキャビネットの内側に設置する。
一方で、コンセントから電源を取るタイプについては、このページには記載がありませんでした。使う機種がどちらの電源なのかは、設計の段階で確認が必要です。
停電したらどうなるか
いちばん知りたかった点です。LIXILの「よくあるお問い合わせ」(停電時にシステムキッチンのハンズフリー・タッチレス水栓は使えますか?)には、次のように書かれていました。
- 停電時は、センサーは使用できなくなる。
- 応急処置として、キャビネット内のメインバルブの手動弁を開けると、レバーハンドルで水の出し止めができる。
- 浄水は使用できない。
手順は次のとおりです。
- 水栓のレバーハンドルを、一番下まで下げる。
- メインバルブのプレート(白い板状のプラスチック)を、矢印の方向に引いて外す。復旧時に使うので保管する。
- 手動弁を、右いっぱいに回す。
- レバーハンドルを上げて、水が出ることを確認する。
注意点として、高温のお湯を使った直後は手動弁が熱くなっていることがある、手動弁を開ける前にレバーを下げておく(急に水が出るおそれがあるため)、手動弁は工具を使わず、手でゆっくり回す、と書かれていました。停電が終わったら、手動弁を左いっぱいに回し、プレートを取り付けます。
TOTOのページ(停電時のご案内)にも、キッチンのタッチ水栓・タッチレス水栓は、停電時に手動弁を開くと水の出し止めができ、復旧後に手動弁を閉じると、タッチまたはタッチレスで使えるようになる、と書かれていました。
どちらのメーカーも、停電時に手動で水を出せる作りになっています。ただし、LIXILのページには「製品により形状が異なる場合がある」「プレートの外し方は機種によって異なる」とあり、手動弁の位置や操作は機種ごとに違います。
決める前に確認したいこと
公式ページを読んで、候補のメーカーごとに次の3つを確認したいと思いました。
- 候補の型番に付くセンサーの種類(手を下に入れる型か、先端にかざす型か)。
- 電源が乾電池式かコンセント式か。コンセント式なら、キャビネット内のどこから電源を取るのか。
- 停電時の手動弁の位置と、操作のしかた(取扱説明書で確認できる)。
キッチンまわりでは、ほかにも迷っている項目があります。あわせて整理した記事はこちらです。


参考にした公式ページ
※2026年10月に確認した内容です。機種によって仕様は異なるため、購入前は各機種の公式ページや取扱説明書で最新の情報をご確認ください。



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