家づくりの予算は、夫婦で意見が分かれやすいテーマです。いくらまでなら出せるのか、毎月いくらまでなら返せるのか。私たち夫婦も、予算の考え方を整理している途中です。
この記事は、予算を考える前に、「実際に家を建てた人は、どれくらいの金額で、どれくらいの収入で建てているのか」を、公的な調査の数字で確かめた記録です。住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」の数字を、ほかのページを通して読みました。私たち自身の予算を書いたものではありません。
調査について:どんなデータか
住宅金融支援機構のページ(フラット35利用者調査)には、この調査について、次のように書かれていました。
- 対象は、フラット35を利用した人のデータ。機構が保有する「フラット35借入申込書データ」をもとにしている。
- 融資区分別(注文住宅、土地付注文住宅、建売住宅、マンションなど)と、都道府県別に集計している。
- 調査事項は、利用者の属性(年齢、家族数、世帯年収など)、建設または購入した住宅の概要(住宅面積、敷地面積など)、所要資金の調達内訳など。
つまり、これはフラット35という住宅ローンを使った人の集計で、日本の家づくり全体の平均ではありません。ほかのローンを使った人や、現金で建てた人は含まれていないと考えられます。
2025年度の数字(注文住宅)
ファイナンシャルフィールドの記事(フラット35利用者調査(2025年度))には、住宅金融支援機構の2025年度の結果として、次の数字が載っていました。
| 区分 | 平均所要資金 | 前年比 | 平均世帯年収 |
|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 4,262万円 | +326万円 | 719万円(前年比+66万円) |
| 土地付注文住宅 | 5,313万円 | +306万円 | ページに記載なし |
2025年度の調査は、住宅金融支援機構のページ(2025年度集計表)によると、2026年7月24日に公開されています。このページには融資区分の説明がなかったため、「注文住宅」に土地代が含まれるかどうかは、機構の発表で確認が必要です。
2024年度の数字(土地付注文住宅)
日本生命保険の財団のページ(住宅購入に関するデータ)には、2024年度の調査の数字として、土地付注文住宅について、次のように書かれていました。
- 購入価格の全国平均:5,007.1万円(建設費と土地取得費を合わせた金額)。
- 頭金(手持金)の平均:460.7万円。
- 月々の予定返済額の平均:150,700円。
- 世帯月収に占める1か月あたりの予定返済額の割合(総返済負担率)は、20%〜27%程度。
2025年度の土地付注文住宅の平均(5,313万円)は、2024年度の5,007.1万円より、約300万円高くなっています。
同じページには、住宅ローンでは、月々の返済額に加えて、返済期間も考慮する必要がある、とも書かれていました。
数字の読み方で、気をつけたいこと
- これはフラット35を使った人の平均です。年収が違えば、建てられる金額も変わります。自分たちの家の予算には、そのまま当てはまりません。
- 「注文住宅」と「土地付注文住宅」では、土地代が含まれるかが違うため、金額を直接比べられません。
- 年度によって、平均は変わります。2025年度は、所要資金も世帯年収も、前年より増えています。
調べても分からなかったこと:所要資金の内訳(建設費、諸費用など)の詳しい数字は、今回確認できたページには載っていませんでした。
夫婦で整理したいこと
- 月々の返済額の上限を、いくらにするか。世帯月収に対する割合(上の調査では20〜27%程度)で考えるのか、生活費から逆算するのか。
- 頭金として、どれくらい出せるか。
- 返済期間を、何年にするか。
- 総予算の中で、設備と間取りに、どう配分するか。優先順位の考え方は、別の記事にまとめています。

設備のグレードを決めるときは、見積もりで差額を確認することが大切だと、ほかの記事でも整理しています。

参考にしたページ
- フラット35利用者調査|住宅金融支援機構
- 2025年度集計表|住宅金融支援機構
- フラット35利用者調査(2025年度)|ファイナンシャルフィールド
- 住宅購入に関するデータ|公益財団法人 生命保険文化センター
※2026年10月に確認した内容です。数字は調査の年度や区分によって異なります。個別の資金計画は、住宅会社や金融機関に相談してください。



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