家づくりでは、決めることが多すぎて、何を優先すればいいのか分からなくなります。キッチン、お風呂、間取り、予算。全部こだわりたいけれど、全部は叶いません。私たち夫婦も、優先順位をどう決めるか、まだ決めきれていません。
この記事は、注文住宅を建てた人への調査を2つ読んで、「後悔しやすい項目」と「やってよかった項目」を整理した記録です。調査の数や方法には限りがあるので、そのことも書き添えます。
後悔の多かった項目:アットホームの調査
アットホームのページ(注文住宅で後悔したこと)には、2024年4月のインターネットリサーチの結果が載っていました。回答は全国の10代〜80代の228人で、ランキングは複数回答(268人分)です。ページには、9割以上の人が、注文住宅の建築で後悔したことがあるようだ、と書かれていました。
| 順位 | 項目 | 票数 |
|---|---|---|
| 1 | 間取り | 57 |
| 2 | 設備 | 40 |
| 3 | 収納スペースが少ない | 26 |
| 4 | コンセントの位置・数 | 24 |
| 5 | 窓の位置・数・大きさ | 21 |
| 6 | 冷暖房効率 | 18 |
| 7 | ベランダの広さ・向き | 15 |
| 8 | 予算 | 11 |
| 9 | ハウスメーカー選び | 10 |
| 10 | 駐車場 | 7 |
具体例としては、「トイレへの動線が悪く、来客時にリビングを通る必要があった」「玄関からキッチンまでの往復が多い」(間取り)、「水場のタイルの耐水性が不十分だった」「2階に設けたミニキッチンを使う機会がなかった」(設備)、「レイアウトを優先して収納が狭くなった」(収納)、「スイッチやコンセントの位置が不便で数も足りず、延長コードで対応した」(コンセント)などが書かれていました。
もう一つの調査:クレックスの100人アンケート
リフォーム会社のクレックスのページ(家づくり経験者100人アンケート)には、注文住宅を建てた経験者100名のアンケートとして、後悔したポイントと、やってよかったことのTOP10が載っていました。実施期間や回答の形式などは、ページに書かれていません。割合や件数も載っていないので、順位だけを引用します。
| 順位 | 後悔したポイント | やってよかったこと |
|---|---|---|
| 1 | 間取り(生活動線・家事動線) | 家事動線を考えた間取り |
| 2 | 収納(量・場所) | 十分な収納スペースの確保 |
| 3 | コンセント(位置・数) | 断熱性・気密性の向上 |
| 4 | 窓(大きさ・位置・数) | 食洗機・浴室乾燥機の導入 |
| 5 | 費用・資金計画 | 開放的なリビング・吹き抜け |
2つの調査で、1位が「間取り」で共通していて、収納やコンセントも上位にありました。ただし、どちらも会社やサイトが行った調査で、人数も数百人以下です。全体を代表する数字ではありません。
後悔を防ぐためのアドバイス
アットホームのページには、後悔を防ぐ方法として、次のことが書かれていました。
- 事前に注文住宅の情報を幅広く集め、ハウスメーカーからの情報だけに偏らないようにする。
- こだわりや希望に優先順位をつけ、家族と話し合って意見をそろえておく。
- 個々の部屋だけでなく、家全体の動線を、家族の動きを想定して確認する。
- 設計図を見ながら、実際に住んだときの生活(家具・家電の配置、コンセントや収納の位置など)を想像する。
- 現在だけでなく、家族の増加や老後の暮らしなど、将来のライフスタイルも考える。
- 明確な予算を事前に立て、設計の段階でも、予算を超えたり抑えすぎたりしないよう注意する。
私たちが優先順位を考えるときの材料にすること
調査から読み取れたのは、「設備のグレード」より、「間取り・動線・収納・コンセント」で後悔する人が多い、ということです。もちろん、これは調査に答えた人の傾向で、私たちの家に当てはまるとは限りません。ただ、優先順位を話し合うときの、一つの材料になりました。
- 夫婦それぞれが、こだわりたい項目を書き出す。
- 書き出した項目を、「毎日使うもの」「後から変えにくいもの」に分ける。(間取りや配管は、後から変えにくい)
- 予算の上限を先に決めて、その範囲に収まるように、項目ごとに差し引きを考える。
この「後から変えにくいかどうか」は、調査に書かれていた内容ではなく、私たちが考えた整理のしかたです。
具体的な項目については、こちらの記事で整理しています。


参考にしたページ
※2026年10月に確認した内容です。調査の結果は、調査の対象や時期によって変わります。



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